青春18きっぷの旅、ゆったりした時間の中での旅行
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昨年の8月に夏休みを利用して、青春18きっぷの旅に出かけました。今回の旅は、青春18きっぷを利用して在来線のみで関西地方まで出かけてみようというのが主なテーマでした。長い休みがないと関西地方には行く機会があまりなく、旅行雑誌を読んでいたら行きたいスポットがあったので今回の旅を計画しました。
青春18きっぷの旅は、友達と一緒に行っても楽しいですが、じっくりと旅を堪能したいのであればやはり一人旅ですね。関西地方へ出かけるのは、修学旅行以来で約20年ぶりの片道1000kmの長旅なので、出発する前からまるで童心に帰ったように眠れませんでした。
今回の旅で立ち寄った主な都道府県は、京都と大阪です。京都で主に立ち寄ったスポットは、京都御所と祇園でした。京都御所は敷地が砂利道になっていて、とにかく広いのが第一印象です。しかも、街中にこんなに広いスポットがあるのにも驚きました。松林などに囲まれているエリアもあり神聖な雰囲気を感じさせます。街中にあるのに、とても静かだったです。
祇園はまるで江戸時代にタイムスリップしたような街並みが印象に残りました。そして、その周辺に住宅地もありますが、風情を感じさせますね。大阪は、難波をメインに観光しましたが、これぞ関西だなと実感しましたね。まずは、周りから聞こえてくる会話のイントネーションが地元と違うのです。歩いて回るだけでも、楽しいですね。これぞ、遠くまで旅に出かけたなと最も実感させられる場面でした。
東日本に住んでいるので、同じ日本であっても東と西ではこんなに違うんだなと感じさせられる場面が多くありました。初めに驚いた点は在来線を通っている電車です。滋賀県から兵庫県まで直通している快速列車が何本も通っている点に驚きました。しかも、停車駅によって線路をすっかり使い分けていたのも感心しました。東日本でも快速列車はありますが、西日本はどの時間帯でも走っている点に驚かされました。
もうひとつ楽しかったのは大阪の街並みです。ド派手な看板が多く目出ち、地元の地方と県とはまで逆です。建物一つに取っても、大阪人らしい気質が醸し出ていました。カルチャー的な違いが多くあるので、街を歩いているだけでも楽しかったです。特に道頓堀から心斎橋にかけてのエリアが楽しくて、所構わずに写真に収めました。
それ以外に驚いた点は、地下街です。東京の八重洲地下街と比べても広くて、通路が真っすぐになっていないので迷いそうになりました。食べ物は、定番のたこ焼きを食べましたがコンビニとかに売っている物とは次元が違いました。またスープ類の出汁の味にも違いがあり、うどんがとても美味しかったです。
旅行に出かけると思ってもいないことが起きますが、京都がとても難関でした。とにかく漢字が難しくて読めませんでした。関東地方と違い土地勘も全くと言っていいほどないので、とにかく道に迷いました。観光スポットまで行くのに、4~5回は地元の人に道を尋ねましたが、皆とても親切に教えてくださいました。
地図を見ても通りの名前が読めなかったり、現在どの地点に居るのか見当がつきませんでした。尋ねるのにも読み方が分からないので、紙に書いてから尋ねたことも。もう少し、事前に下調べしておけば良かったなと思っています。そして見どころが沢山あるので、エリア別に分けて観光しないと回りきれないと感じました。ですが、非日常的な風景を肌で感じ取られたので、色々な思い出が残った旅でした。
街並みは歴史を感じさせる場所が至る所に見られたので、感慨深いものがありました。関西地方には、年に一度も行けないことが多いので、次回に出かける時はもう少し早めから計画を立てて充実した旅にさせたいです。